Yulia Ziskel (ユリア・ジスケル)
Yulia Ziskel (ユリア・ジスケル)。アメリカの女性ヴァイオリニスト。
ロシアのサンクトペテルブルクに生まれ、4歳でヴァイオリンとピアノの手ほどきを受け始める。7歳でサンクトペテルブルク・フィルハーモニー・ホールでソロデビューし、12歳でサンクトペテルブルク室内管弦楽団のソリストを務める。10代でロシア、ドイツ、フィンランド、ポーランド、米国でソロリサイタルを行い、広範囲に渡るツアーを行った。1994年に家族で米国に移住し、インディアナ大学で音楽学士号を、ジュリアード音楽院で修士号を取得した。グレン・ディクテロウ、武部洋子、ネリ・シュコルニキヴァ、レフ・イヴァシェンコ、エウゲニア・プスティレヴァなどの指導を受けた。ニュージャージー交響楽団のメンバーを務めた後、2001年にニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団に入団。ニューヨーク・フィルハーモニックの第1ヴァイオリンセクション(フレンズ&パトロンチェア)のメンバーであり、ソロや室内楽での国際的な演奏活動も多数行っている。最近では、ニューヨーク・フィルハーモニックがジスケルのために委嘱したマイケル・ハーシュの無伴奏ヴァイオリン作品の世界初演を行った。スペインとバレアリック諸島でのリサイタル、カーネギーホール、ノースカロライナ州アウターバンクス、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン、ニューヨークのアリス・タリーホール、マーキンホール、イタリア・ジェノバのカルロ・フェリーチェ劇場、ドイツ・フランクフルトのアルテオーパー、ロシアのサンクトペテルブルグ・フィルハーモニックホール、モスクワ音楽院大ホールでリサイタルを行った。ウィスコンシン室内管弦楽団、南フロリダ交響楽団、ニューヨーク室内交響楽団、セント・ピーターズバーグ交響楽団とソロで共演。ロリン・マゼールのプライベートシアターでシャトービル財団のために共演。みなとみらいホール(横浜)での室内楽演奏会、ニューヨークのリリック室内楽協会のためのコジオスコ財団、エイヴリー・フィッシャーホールでの演奏、ニューヨークフィル・アンサンブルのメンバーとして定期的に室内楽演奏などに出演している。WQXRのロバート・シャーマン司会の「The Listening Room」など多数のラジオ番組にも出演している。「アセンブリー・オブ・アーツ」国際ヴァイオリン・コンクール第1位、ロシアの権威ある「New Names」賞、アンナ・バーンスタイン記念賞などを受賞している。ソノリス・レーベルからヴィエニャフスキー、チャイコフスキー、イザイ、ブラームス、パガニーニの作品を収録したデビューCDをリリース。ソロヴァイオリンのための作品や有名ピアニストのタチアナ・ゴンチャロワとのコラボレーションも収録されている。ナクソス・レーベルから室内楽のCDもリリースしている。
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TV Mallorca Noticia Bellver Castell Chamber Music Concert'10
Mozart clarinet & strings quintet 1st mov
Violin Duo Lachert & Ziskel plays Lachert (Vino, vino part 1)
Brahms clarinet quintet 1st mov -2
Brahms clarinet quintet 1st mov-1
Yulia Ziskel plays Tchaikovsky's "Waltz-Scherzo"
Yulia Ziskel and Tali Roth perform Paganini's "Centone di sonate" M.S. 112
Yulia Ziskel plays "Melody" by Tchaikovsky
Violin Duo Lachert & Ziskel plays Lachert (Vino, vino part 2)