Andrea Tyniec (アンドレア・ティニエツ)
ヴァイオリニスト
Andrea Tyniec (アンドレア・ティニエツ)。スイスの女性ヴァイオリニスト。
ポーランド人とボリビア人の両親の間に生まれ、カナダのモントリオールで育ち、モントリオール音楽院でソニア・イェリンコヴァのもとで音楽演奏の学士号を取得した後、ミシガン州立大学で音楽演奏の修士号を取得した。ヨーロッパを拠点に活動する傍ら、チューリッヒ音楽演劇大学にてソリスト・ディプロムを、カールスルーエ音楽大学にてヨゼフ・リッシンのもとでコンツェルト・テクサーメンを取得した。また、イタリアのクレモナにあるワルター・シュタウファー財団でサルヴァトーレ・アッカルドのマスタークラスに参加し、アナ・チュマチェンコに師事して大きな刺激を受けた。トロント王立音楽院グレン・グールド・スクール卒業した。ソリストとして、またダンスや演劇とのコラボレーターとして多彩な演奏活動を展開し、現代音楽、特にカナダの新作のプロモーターとして活躍している。2008年イタリアのアンドレア・ポスタッキーニ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝。2009年にはアムステルダムのコンセルトヘボウでデビュー・リサイタルを行い、スイス、イギリス、イタリア、オランダ、ドイツ、フランス、ポーランド、トルコ、アメリカで国際的な演奏活動を行っている。ヤニック・ネゼ・セギン率いるモントリオール・トロポリタン管弦楽団、エリック・ペートカウ率いるカルガリー交響楽団、ミュンヘン・カンマーオーケストラ（ドイツ）、I Virtuosi Italiani（イタリア）などのオーケストラと、ソリストとしてカナダ全土で共演している。ヴェロニク・ラクロワ（ATMA）率いるECM+とアンドレ・リスティックとアナ・ソコロヴィッチのヴァイオリン協奏曲を初演・録音した。2015年には、ウジェーヌ・イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ6曲の録音をリリースした。2018-2019年シーズンには、サスカトゥーン交響楽団とのペテリス・ヴァスクスのヴァイオリン協奏曲、シンフォニア・トロントとのクリストス・ハツィスのヴァイオリン協奏曲「アラベスク」の演奏を行った。
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