Benjamin Schmid (ベンジャミン・シュミット)
ヴァイオリニスト
Benjamin Schmid (ベンジャミン・シュミット)。オーストリアの男性ヴァイオリニスト。1968年9月13日生まれ。
1991年、第2回国際レオポルド・モーツァルトヴァイオリンコンクール優勝。1992年、ロンドンのカール・フレッシュ・コンクールで優勝、モーツァルト賞、ベートーヴェン賞、聴衆賞を受賞。ドホナーニ、ゲルギエフ、ジンマン、小澤等の指揮のもと、ウィーン・フィル、ロンドン・フィル、サンクトペテルブルク・フィル、コンセルトヘボウ管、チューリッヒ・トーンハレ管などの著名オーケストラと世界の主要会場で共演している。レパートリーは極めて幅広く、コアなレパートリーに加え、リゲティ、グルダ、コルンゴルト、ムトシュピール、シマノフスキ、ヴァイル、ルトスワフスキ、レーガーなどの珍しいヴァイオリン協奏曲を演奏し、また、ジャズの即興演奏にも卓越した技量を持っている。50枚以上のCDを録音し、ドイツ・シャルプラッテン賞、エコー・クラシーク音楽賞、グラモフォン・エディターズ・チョイス、レコード・オブ・ザ・マンス、ストラッド・セレクションなどの賞を獲得し、高い評価を受けている。1986年よりザルツブルク祭に定期的に参加。ザルツブルク音楽祭では小澤征爾指揮、シェーンブルン宮殿のサマーナイトコンサートではヴァレリー・ゲルギエフ指揮と、世界各地でテレビ放送されるウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートに出演している。両コンサートは、CDとDVDでもリリースされている。現在は妻でピアニストのアリアーヌ・ヘーリングと4人の子どもたちと暮らしている。ザルツブルク・モーツァルテウム大学教授、ベルン大学客員教授を務めている。
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