Carroll Glenn (キャロル・グレン)
ヴァイオリニスト
Carroll Glenn (キャロル・グレン)。アメリカの女性ヴァイオリニスト。1918年10月28日生まれ。1983年4月25日没。
ヴァージニア州リッチモンドで生まれた。4歳のときから母親からヴァイオリンを習い始め、サウスカロライナ州のコロンビアで、当時サウスカロライナ大学で教えていたフェリーチェ・ド・ホルヴァスに師事した。11歳のとき、ニューヨークのジュリアード音楽院に移り、エドゥアール・デチエに師事。15歳でジュリアード音楽院を教授奨学金で卒業し、その後もジュリアード音楽院の大学院で学んだ。1938年4月のナウムバーグ・ヴァイオリン・コンクールに優勝。タウンホールでの演奏により、1939年4月11日にタウンホールヤングアーティスト賞（タウンホール財団が毎年、前年度に最も優れた演奏をした30歳未満のアーティストに贈られる）を受賞した。その後、全米音楽クラブ連盟賞とシューベルト記念賞の2つの賞を受賞した。1941年12月14日、アルトゥール・ロジンスキー指揮ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団とデビューし、シベリウスのヴァイオリン協奏曲を演奏した。1942年から1943年のシーズンには、北米で21のオーケストラ・コンサートに出演している。1943年にピアニストのユージン・リストと結婚し、1946年にはアメリカ国務省の後援で初のヨーロッパ・ツアーを行い、二人でコンサートを行った。1946年、フィラデルフィア管弦楽団のロビンフッド・デルでの夏のコンサート、1948年と1949年に、グレンとリストはニューヨーク・フィルハーモニックのルイスーン・スタジアムでコンサートを行った。ジョバンニ・バティスタ・ヴィオッティとアニス・フレイハンの二重協奏曲や、彼らが再発見したフランツ・リストのデュオ・ソナタなど、異色で演奏機会の少ない現代音楽にも強い関心を持って取り組んでいた。アンドリュー・インブリーのヴァイオリン協奏曲を初演し（後に録音）、ウジェーヌ・イザイの2つのヴァイオリンのためのソナタを蘇らせた。 1961年までに、主要な交響楽団のソリストとして90回以上出演して活躍した。1963年、ノーステキサス大学音楽院のアーティスト・イン・レジデンスとなり、1964年から1975年テンプル大学、インターローシェン芸術センター、イーストマン音楽院、1975年から亡くなるまで、マンハッタン音楽院とクィーンズ・カレッジで教鞭をとった。1974年、マンチェスターにサザン・バーモント音楽祭を設立した。1981年、最後のコンサートツアーは中華人民共和国で行われ、演奏のほか、北京と上海の音楽院でマスタークラスを行った。1983年、ニューヨークで死去した。
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Carroll Glenn---In The Boomtown
Carroll Glenn Perry 1951-2013
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