Ewald Danel (エヴァルト・ダネル)
Ewald Danel (エヴァルト・ダネル)。チェコの男性ヴァイオリニスト。1956年9月21日生まれ。
オストラヴァ音楽院とブラティスラヴァの舞台芸術アカデミーでヴァイオリンと指揮を学んだ。カール・エスターライヒャーの指揮コース、ヤン・ヴィエジウォフスキの合唱指揮コースを受講し、ボーダン・ワーチャルのもとで博士課程を修了。その後、スロバキア放送交響楽団とスロバキア国立劇場管弦楽団のコンサートマスターを2年間務めた後、1985年からは、スロバキア・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務め、ソリストや指揮者としても活躍している。2001年からスロバキア室内管弦楽団の芸術監督に就任。ソリストおよび指揮者として、ヨーロッパの数多くの都市や日本、韓国、エジプト、パナマ、ブラジル、アメリカで演奏を行っている。サンパウロ市立交響楽団、広島交響楽団、秋田室内管弦楽団、東京ハルモニア室内管弦楽団と長期的に協力しているほか、クラング・ヴェルヴァルトゥング・ミュンヘン、オーケストラ・アンサンブル金沢、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪シンフォニカー、酒田フィルハーモニー交響楽団、PKFプラハ・フィルハーモニア、オルケスタ・フィラルモニカ・デ・マラガ、ヤナーチェク・フィルハーモニック・オストラヴァなどでも客演している。オーケストラでの指揮やソロ活動、ソロ・リサイタルのほか、1986年からスロヴァキア・カルテットのリーダー、1987年からスロヴァキア・ピアノ・トリオの共同創設者として、室内楽でも活躍している。クビン・カルテットの結成時にはヴァイオリニストとして参加し、ムジカ・アエテルナのアンサンブルにも長年参加している。1992年から1996年まで、ブラティスラヴァ室内管弦楽団Cappella Istropolitanaの芸術監督を務めた。2012年には、J.S.バッハ作品への優れた貢献が認められ、セバスチャン賞を受賞。海外でのティエシン・シレジア地方の優れた表現に対して、Cieszynit Uznania 2019賞を受賞した。1987年から1998年までブラティスラバの舞台芸術アカデミーで教鞭をとり、1999年から2003年、2007年から2009年までは名古屋の愛知県立芸術大学で客員教授を務めた。2001年には、アフィニス音楽祭でプロのオーケストラ音楽家を対象としたマスタークラスを担当した。現在は、バンスカー・ビストリッツァの芸術アカデミーで教えている。
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