Florian Deuter (フロリアン・ドイター)
Florian Deuter (フロリアン・ドイター)。ドイツの男性ヴァイオリニスト。1965年生まれ。
ドイツのミュールハイム生まれ。古楽器演奏を得意としている。ケルンとデュッセルドルフでヴァイオリンを学んだ。1987年にラインハルト・ゲーベルの指揮するムジカ・アンティクワ・ケルンに入団し、1994年から2000年までコンサートマスターを務めた。また、ポール・マクリーシュ指揮ガブリエリ・コンソート、フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮ラ・シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ボカール・ゲント、マーク・ミンコフスキ指揮ルーヴル音楽院などのアンサンブルやオーケストラのコンサートマスターを務めるほか、トン・コープマン指揮アムステルダム・バロック管弦楽団、ヨーロッパ・バロック管弦楽団、コンチェルト・ケルンなどのアンサンブルでソリストおよびコンサートマスターとして出演してきた。2003年にモニカ・ヴァイスマンと結成したアンサンブルHarmonie Universelleを率いている。Harmonie Universelleでは、ゲオルク・フィリップ・テレマン、ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ、ヨハン・パッヘルベル、ジャン=マリー・ルクレア、アントニオ・ヴィヴァルディ、アルカンジェロ・コレッリの作品やヨハン・セバスチャン・バッハのソナタやジョヴァンニ・バティスタ・フェランディーニのカンタータ等を録音している。2008年にはヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲を収録したアルバムをリリースした。2018年にはソプラノ歌手ドロテー・ミールズと、クリストフ・グラウプナーの序曲とカンタータの録音『Lass mein Herz』をリリースした。
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