Gabrielle Wunsch (ガブリエル・ワンシュ)
Gabrielle Wunsch (ガブリエル・ワンシュ)。アメリカの女性ヴァイオリニスト。
5歳の時にペンシルバニアで音楽の勉強を始めた。イーストマン音楽院で学士号(優等)、SUNY Stony Brookで修士号を取得。様々な国際音楽祭に参加し、日本の太平洋音楽祭ではシャルル・デュトワのもとでコンサートマスターを務めた。この間、バロック・ヴァイオリンとピリオド奏法に興味を持ち、ニューヨーク・コレギウムやアポロン・ファイヤーのようなグループと同時に学び、演奏するようになる。2004年にカーメル・バッハ音楽祭に参加し、毎年、オーケストラと室内楽の幅広いレパートリーを演奏している。2009年と2010年にはソリストとして参加し、ヴィヴァルディの「夏」、翌年はヘンデルのコンチェルト・グロッソとトリオを演奏している。2004年に渡欧し、バルセロナでマンフレード・クレーマーに、翌年アムステルダムでルーシー・ファン・ダールに師事し、本格的にヒストリカル・ヴァイオリンの研鑽を積む。その後、デン・ハーグ音楽院でカティ・デブレツェニとエンリコ・ガッティに師事し、ヒストリカル・ヴァイオリンの学士号と修士号を取得した。オランダでは、ユトレヒト新フィルハーモニー、新オランダアカデミー、ムジカ・アド・レナム、オランダバロック協会、コレギウム・ムジクム デンハーグ、ゲッティンゲン・ヘンデル音楽祭など、様々な団体や音楽祭で活動を開始した。ソロリサイタルでは、2011年のユトレヒト古楽フリンジに出演したほか、室内楽奏者として、ラ・スアベ・メロディア、ダス・ジマーマンシェ・カフェ、メンノ・ヴァン・デルフト、キャロリン・サンプソン、ダニエル・テイラーなどのアーティストと共演している。2010年、イタリアのロヴェレートで開催されたボンポルティ国際バロックヴァイオリンコンクールにて入賞を果たした。
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Biber Passacaglia in G Minor "Guardian Angel": Gabrielle Wunsch, baroque violin