Hye-Jin Kim (キム・ヘジン)
ヴァイオリニスト
Hye-Jin Kim (キム・ヘジン)。韓国の女性ヴァイオリニスト。1985年生まれ。
韓国ソウル出身。8歳でヴァイオリンをキム・ドンヒョンに師事し、14歳でフィラデルフィアのカーティス音楽院に入学、ハイメ・ラレードとアイダ・カヴァフィアンに師事。ボストンのニューイングランド音楽院（NEC)でミリアム・フリードに師事し、NECの名誉あるエマ・V・ラムローズ学長奨学金を受け、修士号を取得した。19歳でユーディ・メニューイン国際ヴァイオリン・コンクールに優勝し、その後コンサート・アーティスト・ギルド国際コンクールで優勝して以来、ソリスト、リサイタル、室内楽奏者として多彩なキャリアを歩んでいる。フィラデルフィア、ニュージャージー交響楽団、ニューヘブン交響楽団、BBCコンサート（英国）、ソウル・フィルハーモニー（韓国）、パンアジア交響楽団（香港）、ハノーファー室内管弦楽団（ドイツ）など世界の主要オーケストラとソリストとして共演している。カーネギーホールのワイルリサイタルホール、ケネディセンターのテラスシアター、キンメルセンター・ベライゾンホール、クラビスセンター、ザルツブルクのミラベル・シュロス、ロンドンのセントジョンズ・スミススクエア、ウィグモアホールに出演。韓国外交通商部の招きでジュネーブとニューヨークの国連本部で演奏し、スイス、オーストラリア、ニュージーランド、カザフスタン、ウズベキスタンで韓国の文化代表としてコンサート活動を行った。室内楽にも積極的に取り組み、Marlboro、Ravinia、Four Seasons、Music from Angel Fire、Music@Menlo、Seoul Spring、Bridgehampton、Music in the Vineyards室内楽フェスティバル、Prussia Cove Open Chamber Musicなどの有名室内楽フェスティバルに出演。また、ノースカロライナ州グリーンビルのイーストカロライナ大学で教鞭をとり、ECUサマー室内楽研究所を創設、指導している。ドビュッシー、スメタナ、シベリウス、ヤナーチェクの作品を収録したデビューCD「From the Homeland」がCAGレコードからリリースされている。現在、ノースカロライナ州グリーンビルのイーストカロライナ大学ヴァイオリン科の助教授を務めるほか、バード大学音楽院準備部門で教鞭をとっている。クーパーズタウン・カルテットのメンバーとしても活躍している。
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