Jascha Brodsky (ヤッシャ・ブロドスキー)
Jascha Brodsky (ヤッシャ・ブロドスキー)。ウクライナの男性ヴァイオリニスト。1907年6月6日生まれ。
イザイの最後の弟子として有名。ウクライナのハルキヴ生まれ。6歳よりヴァイオリンを始める。ジョージアのトビリシにある音楽院でヴァイオリンを学ぶ。ソ連で活動したのち、パリでリュシアン・ルイ・カペーに師事。パリでは。ピアニストのウラジミール・ホロヴィッツ、ヴァイオリニストのナタン・ミルシテイン、ミッシャ・エルマンらと共演した。1930年にアメリカへ渡り、1932年にカーティス音楽院でヴァイオリンを教え始める。新しい音楽学校設立の関係で一時的にカーティス音楽院を離れたが、1950年代に復帰し、以後、後進の育成に尽力した。教え子にはヒラリー・ハーン、ユディス・インゴルフソン、リーラ・ジョゼフォヴィッツ、ヨーゼフ・デ・パスクァーレ、ジュリエット・カン、ジョーイ・コープス、キム・チンらがいる。カーティス四重奏楽団のメンバーとして活躍。