Joanna Kamenarska (ヨアンナ・カメナルスカ)
ヴァイオリニスト
Joanna Kamenarska (ヨアンナ・カメナルスカ)。ブラジルの女性ヴァイオリニスト。
5歳でルボミール・ピプコフ国立音楽学校でヨアキム・アタナソフに師事し、12歳でヨシフ・ラジオノフ教授のクラスに入学。その後も世界的に有名なヴァイオリニスト、ルッジェーロ・リッチとイーゴリ・オジムに師事。また、イーゴリ・オイストラフ、レオニダス・カヴァコス、ギョルジ・クルターグなどのマスタークラスにも参加した。2002年1月にはザルツブルク・モーツァルト国際コンクールで第3位、ハスコヴォのネディヤルカ・シメオノヴァ・コンクールで第1位を受賞。これまでに、ベルリン交響楽団、ベルリン放送交響楽団、ニュルンベルク交響楽団、ポーランド室内フィルハーモニー管弦楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、モーツァルト室内管弦楽団、ハンブルク国立フィルハーモニー管弦楽団、ハンブルク・カメラータ、ハンブルク交響楽団、コダーイ・フィルハーモニー・デブレツェン、ゲーテ・フィルハーモニー、シュトゥットガルト室内管弦楽団、ブルガリアのソフィア、ルセ、ヴァルナの交響楽団など、ヨーロッパやアジアの著名なフィルハーモニー・オーケストラのソリストを務めている。バロックから現代音楽まで幅広いレパートリーを持つ。これまでにポール・グッドウィン、デニス・ラッセル＝デイヴィス、カールマン・ベルケス、ティボール・ベニイ、ピエール・ブーレーズ、リジー・フックス、ケント・ナガノ、ヴァシル・カザンジエフ、ネイデン・トドロフ、アレクサンダー・ゴードン、マーティン・パンテレエフなどの指揮者と共演。室内楽奏者としても活躍し、フォーレ、プロコフィエフ、ヴィエニャフスキの作品を収録したアルバム『Inizio』（2014年）、シューベルト、ラウタヴァーラの作品を収録したアルバム『Landscapes』（2018年）をリリースしている。ハンブルク音楽演劇大学で講師を務め、ヨーロッパとアジアでマスタークラスを開催している。ハンブルク国立フィルハーモニー管弦楽団史上初の女性コンサートマスターに就任。2021年にはハンブルク・カメラータと幅広く共演し、指揮者なしのコンサートではソリストとコンサートマスターを務めた。
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