Julia Schroder (ジュリア・シュレーダー)
ヴァイオリニスト
Julia Schroder (ジュリア・シュレーダー)。スイスの女性ヴァイオリニスト。
モダン・ヴァイオリン、バロック音楽のスタイル、ジャズの即興演奏にも馴染み、タンゴも好んでいる。最初に父親からヴァイオリンのレッスンを受け、母親からはピアノのレッスンを受けた。15歳でミュンヘンの音楽院「ガスタイク」に入学し、2年後にバーゼル音楽院でアデリーナ・オプレアンとともに学んだ。その後、ワルター・レヴィン、ハット・バイヤーレ、ラファエル・オレグ、ルーカス・ハーゲン（ハーゲンクァルテット、ザルツブルク）らに師事。スイスのSchola Cantorum Basiliensisでキアラ・バンチーニにバロック・ヴァイオリンを師事した。2004年からバーゼル室内管弦楽団のコンサートマスター兼ディレクターを務めている。彼女の指揮のもと、ウィーン楽友協会、ベルリン・フィル、コンセルトヘボウ（アムステルダム）、シテ・ド・ラ・ミュージック（パリ）、バービカン・センター（ロンドン）など、ヨーロッパの主要なコンサートホールで演奏を行っている。また、ソル・ガベッタ、ジュリアーノ・カルミニョーラ、アンゲリカ・キルヒシュラーガー、アンドレアス・ショル、ジュリアーノ・ゾンマーハルダー、ピーテル・ウィスペルウェイ、アンジェラ・ヒューイット、ヌリア・リアル、フランコ・ファジョーリ、チェチリア・バルトリなどの伴奏者、ソリストとして活躍。2010年、フライブルク音楽大学のヴァイオリン科教授として招かれた。またラウテン・コンパニー・ベルリンのソリストおよびディレクターとして定期的に招かれている。室内楽の分野では、モーリス・シュテーガー、マルセロ・ニシンマン、ジェラルド・ヴィス、ヴェルナー・ギュラ、クリストフ・ベルナーらとの共演している。2012年にヘンデルのヴァイオリン・ソナタのCDをリリースし、高い評価を受けた。
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