Kimiko Nakazawa (中澤きみ子)
Kimiko Nakazawa (中澤きみ子)。日本の女性ヴァイオリニスト。
長野県上田市出身。夫は弦楽器製作家、修復家の中澤宗幸。5歳からヴァイオリンを始める。12歳より鈴木鎮一氏に指導を受ける。新潟大学を卒業。ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽院にて研鑽、同音楽院を最優秀で修了の後、演奏活動を始める。1991年にウィーン室内管弦楽団コンサートマスターのルードヴィッヒ・ミュラーらと「アンサンブル・ウィーン東京」を結成。国内外で高い評価を受け、現在も活動を続けている。2000年には文化庁芸術家海外派遣員としてオーストリア・ウィーンに派遣され、研鑚を積む。その後、ウィーン室内管弦楽団、ヴィルティオーゾ・オーケストラ(ロンドン)、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団などと共演。2007年にはフィリップ・アントルモン指揮スーパーワールドオーケストラ全国ツアーでソリストを務めた。2011年から15年まで「モーツァルト+1」と題して、毎年モーツァルトの誕生日にリサイタルを開催。今までにイタマール・ゴラン、アンサンブル・ウィーン東京、宮田大らと共演。2017年よりピアニストの大須賀絵里と「Duo J」のリサイタルシリーズも開催。録音では、モーツァルトのソナタ全集(ピアノ:イェルク・デームス)、フィリップ・アントルモンを指揮にむかえた『モーツァルト・ヴァイオリン協奏曲全集』、モーツァルトの『2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ、ピアノとヴァイオリンのための協奏曲』『W.A.モーツァルト:協奏交響曲 K.364、ロンド、アダージョ』をリリース。演奏活動のかたわら、国内外における国際ヴァイオリンコンクールの審査員や、国際音楽祭の講師として数多く招聘され、後進の指導にも精力的に取り組んでいる。尚美学園大学、同大学院客員教授、2017年より上野学園大学客員教授を歴任。東日本大震災後、ライフワークとして津波による流木で作られたTSUNAMIヴァイオリンの演奏にも熱心に取り組んでいる。
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