Kristof Barati (クリストフ・バラティ)
Kristof Barati (クリストフ・バラティ)。ハンガリーの男性ヴァイオリニスト。1979年5月17日生まれ。
ブダペストの音楽一家に生まれた。母親はヴァイオリンを弾き、父親はチェリスト。母親からヴァイオリンの手ほどきを受けた後、有名なタートライ・カルテットの創設者であるヴィルモス・タートライに師事した。幼少期の大半をベネズエラで過ごし、8歳の頃から主要なオーケストラと共演。11歳のとき、フランスのモンペリエで開催されたFestival de Radio Franceでリサイタルを行っった。その後、ハンガリーに戻り、ブダペストのリスト音楽院で学んだ後、1996年からパリでワルフソン(ユーディ・メニューイン、ナタン・ミルシテイン、ヘンリク・シェリングに師事した経験を持っている)に師事。1995年にイタリアのゴリツィア国際コンクールで1位、1996年にロン=ティボー=クレスパンコンクールで第2位を獲得。1997年のエリザベート王妃コンクールでは、同コンクールの最年少で第3位と聴衆賞を獲得している。 2010年、モスクワで開催された第6回パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝。2014年には、ハンガリーの最高文化賞であるコシュート賞を受賞した。ハンガリーでは、イヴァン・フィッシャー指揮のブダペスト祝祭管弦楽団や、ゾルタン・コチシュ指揮のハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団と定期的に共演している。また、マリインスキー管弦楽団、ブダペスト祝祭管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ドイツ交響楽団、NDR交響楽団、NHK交響楽団、WDR交響楽団など、世界中の多くのオーケストラや、クルト・マズア、マレク・ヤノフスキ、シャルル・デュトワ、イリ・ビエロフラーヴェク、ユッカ・ペッカ・サラステ、ミハイル・プレトネフ、ギルバート・ヴァルガ、イヴァン・フィッシャー、ヤクブ・フルーシャ、ユーリ・テミルカーノフなど、多くの一流指揮者と共演している。録音活動にも積極的に携わっており、5つのモーツァルトの協奏曲、クララ・ヴュルツとのベートーヴェンとブラームスのソナタ全曲、ブリリアント・クラシックスのイザイのソロ・ソナタ、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータなど、幅広いディスコグラフィーを持っている。
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