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Liv Migdal (リヴ・ミグダル)

ヴァイオリニスト

Liv Migdal (リヴ・ミグダル)。ドイツの女性ヴァイオリニスト。1988年生まれ。

ドイツ、ノルトライン・ヴェストファーレン州ヘルネ出身。母親はハンブルクのピアノ教授であるマリアン・ミグダル姉は女優のナディア・ミグダル。現在、ドイツ・ベルリンに在住。3歳よりヴァイオリンを始める。11歳のとき、ロストック音楽大学（1994年～）でクリスティアン・ハットキャップに師事し、優秀な成績で卒業した。その後、ザルツブルガー・モーツァルテウムでイゴール・オジムのマスタークラスで学び、優秀な成績で修士課程を修了した。これまでにイタリアでプレミオ・ユートピア・ナポリ賞、ザルツブルク国際ルッジェーロ・リッチ・ヴァイオリンコンクール第1位、ベルリン・第1回ヒンデミット国際コンクール優勝、ミュンスターGWK音楽賞を受賞。2009年ドイツ国立学術基金から援助を受け、同年ユーディ・メニューイン財団「ライブ・ミュージック・ナウ」からも奨学金を受ける。2010年には、ヤマハ音楽振興会のヨーロッパ国際弦楽コンクールで第1位を獲得。ヴェストファーレン州文化事業振興会の2010年度音楽賞を受賞、フランクフルト・アム・マインのアロイス・コットマン賞で特別賞を受賞した。2008年と2009年にハンブルクのライスハレでチャイコフスキーとメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を演奏した。以来、スウェーデン、イタリア、スイス、ドイツ、オーストリア、スロヴェニア、ポーランド、イスラエルなど世界各地のコンサートホールで、著名なオーケストラや指揮者とソリストとして共演している。コンサートツアーでは、ハンブルクのエルブフィルハーモニー、台北コンサートホール、ボンのベートーベンハレ、ミュンヘンのヘラクレスザール、エッセンとドルトムントのフィルハーモニーホール、シュトゥットガルトのリートハレ、ベルリンコンツェルトハウスなど世界各地で演奏活動を行っている。ソリストとして、ノイエ・ヴェストファーレンフィル、ポーランド室内フィル、エスキルストゥーナ交響楽団、ノルトヴェストドイツフィル、フォルクワング・カンマーオーケストラ、ボフマー交響楽団、クラシクフィルハーモニーハンブルク、ベルリン・フィル、エルプフィルハーモニー管弦楽団などと共演するほか、日本では、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団などと共演してきた。ボン・シューマン音楽祭、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、ルートヴィヒスブルガー・シュロスフェストシュピーレなど、ヨーロッパやアジアの有名音楽祭への招聘に加え、最近ではオーストラリア、フランス、イギリスでのコンサートも行っている。録音では、ピアニストのマリアン・ミグダルとの共演をはじめ、ベルリン・ドイツ・カンマーオーケストラとの「ヴィヴァルディとピアソラの8つの季節」では国際クラシック音楽賞（ICMA）にノミネートされ、高い評価を得ている。2019年5月にJ.S.バッハ、ポール・ベン＝ハイム、ベーラ・バルトークのソロソナタを収録した4th CDアルバム『Refuge』がリリースされた。

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