Malcolm Lowe (マルコム・ロウ)
Malcolm Lowe (マルコム・ロウ)。カナダの男性ヴァイオリニスト。1953年3月15日生まれ。
1979年のモントリオール国際ヴァイオリン・コンクールでは最優秀賞を受賞した。レジーナ音楽院で、元ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスター、ハワード・レイトン=ブラウンに師事。その後、メドウマウントとカーティスでイワン・ガラミアンに師事。また、サリー・トーマス、ハイメ・ラレードにヴァイオリンを師事し、ヨゼフ・ギンゴールド、フェリックス・ガリミール、アレクサンダー・シュナイダー、ヤッシャ・ブロツキーから多大な影響を受けた。ケベック交響楽団のコンサートマスターを務めた後、1984年にオーケストラ史上10人目のコンサートマスターとしてボストン交響楽団(BSO)に入団し、2019年に同職を退任した。コンサートマスターとして、BSOチェンバー・プレイヤーズと共演した。オーケストラ奏者、室内楽奏者、ソロリサイタル奏者、そして教師として活躍。BSOのソリストとして頻繁に出演しているほか、母国カナダではトロント交響楽団、モントリオール交響楽団、オタワの国立芸術センター管弦楽団にソリストとしてゲスト出演している。
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