Peter Sheppard Skaerved (ピーター・シェパード・スケアヴェズ)
ヴァイオリニスト
Peter Sheppard Skaerved (ピーター・シェパード・スケアヴェズ)。イギリスの男性ヴァイオリニスト。1966年生まれ。
世界30カ国以上で定期的にソリストとして活動している。ベートーヴェンやテレマンのソナタのサイクル、デビッド・マシューズやマイケル・ティペットのカルテットの全曲、ハイドンからヘンツェまでのコンチェルトのサイクルなど、そのディスコグラフィーは多岐にわたっている。また、BBCミュージック・マガジンでの受賞、グラモフォン賞へのノミネート、2007年には協奏曲の録音でグラミー賞を受賞。NMC、Chandos、Naxos、Metier、Toccataなどのレーベルで録音をリリースしている。ロンドンのウィルトン・ミュージック・ホールで好評を博しているコンサート・シリーズのディレクターも務めている。クロイツァー・カルテットとミュンヘンを拠点とするアンサンブル・トリオログの創設者、リーダーであり、アーロン・ショアー、ヤン・フィリップ・シュルツ、ダニエル・ベン・ピーナール、デビッド・オーウェン・ノリスなどのピアニストや、フォルテピアニスト、チェンバロ奏者のジュリアン・パーキンスとデュオを組んでいる。また、ザグレブ・ソロイスツやアトラス・シンフォニエッタ・コペンハーゲンなどのアンサンブルのディレクターやソリストとしても活躍。パガニーニのヴァイオリン「イル・カノーネ」に複数回（5回）招かれた唯一の英国人ヴァイオリニストであり、ワシントンの米国議会図書館に所蔵されている歴史的楽器のコレクションで定期的にリサイタルを行っている。また、大英博物館、ナショナル・ポートレート・ギャラリー、テート・ギャラリー、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館など、世界各地の博物館との共同作業でも高い評価を得ている。現在、フリダート財団からアカデミーに貸与されているジョセフ・ヨアヒム所有の1698年製ストラディヴァリで演奏している。英国王立音楽アカデミーの演奏研究のフェローを務めている。
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