Razvan Stoica (ラズヴァン・ストイカ)
ヴァイオリニスト
Razvan Stoica (ラズヴァン・ストイカ)。ルーマニアの男性ヴァイオリニスト。1986年6月8日生まれ。
ブカレストのエネスク音楽院でマエストロ・モデスト・アフティンチのクラスに入学した。卒業後は、アムステルダム王立音楽院でイリヤ・グルベールに師事。2013年10月にスロバキアで開催されたEURORADIO New Talent Competitionでは、彼の才能と情熱的な解釈が評価され、2013年の最も優れた新人アーティストに選ばれた。ザルツブルグのストラドコンクールで「ストラド賞」を受賞した他、ペロシ・コンクール(トルトーナ)、オリンピック・ヴァイオリン・コンクール(ルーマニア)、ボルツァーノ・デュオ・コンクール(イタリア)など、さまざまな国際コンクールで1位を獲得している。また「デュオ・ストイカ」として、アムステルダム(ロイヤル・コンセルトヘボウ)、パリ(シャンゼリゼ劇場)、ブレシア・テアトロ・サン・バルナバ、ジェノバ・テアトロ・カルロ・フェリーチェ、サンタンデールのパラシオ・デ・フェスティバレスなどでリサイタルを行っている。1996年には妹のピアニスト、アンドレア・ストイカと「デュオ・ストイカ」を結成した。録音では、ニコロ・パガニーニの「24のカプリース」や、ベートーベン・アカデミー・オーケストラ・クラクフとの共演で高い評価を得たラロの「ヴァイオリンとオーケストラのための交響曲 」などをリリースしている。2012年9月には「Capriccioso」、2014年に「Duo Stoica」をリリースした。ラズバン＆アンドレア・ストイカ（デュオ・ストイカ）は、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ベルリン・コンツェルトハウス、ウィーン・ムジークフェラインなどのコンサートに出演している。ザルツブルグの匿名の寄付者から貸与されたアントニウス・ストラディヴァリウスの1729年製のヴァイオリンと、モントファーランド・カルチュア・フォンドの提供によるマックス・モラー・アムステルダムのヴァイオリン弓で演奏している。
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