Toru Yasunaga (安永徹)
ヴァイオリニスト
Toru Yasunaga (安永徹)。日本の男性ヴァイオリニスト。1951年11月14日生まれ。
父・安永武一郎（九州交響楽団永久名誉指揮者）、母・リン（声楽家）の音楽家夫婦のもとに福岡で生まれる。1964年より江藤俊哉に師事。桐朋学園高等学校音楽科を経て、同大学音楽学部入学。在学中の1971年に第40回日本音楽コンクールで第1位受賞。1974年に同大学卒業。1975年、ベルリン芸術大学に入学し、ミシェル・シュヴァルベに師事。1977年、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に第1ヴァイオリン奏者として入団、1983年より2009年まで同楽団の第1コンサート・マスターを務めた。1983年～1999年までベルリンフィル弦楽ゾリステンのリーダーとして、1996年～2001年までベルリンフィル・カンマーゾリステンの第1ヴァイオリン奏者、ソリスト、室内楽奏者としてヨーロッパや日本その他各地で多くの演奏を行なっている。妻でピアニストの市野あゆみとの共演によるシューマン、シュトラウス、フランク、ベートーヴェンのソナタ、 「ベスト・ライヴ・コンサート」「ベルリン・フィル カンマーゾリステン ライヴ・イン・ベルリン&東京」、「木もれ日の径・ソナタと小品集」、オーケストラ・アンサンブル金沢とのライヴ録音(ワーナー・クラシックス)など録音を数多くリリースしている。2006年より洗足学園音楽大学・大学院客員教授を務めている。
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