Camilla Wicks (カミラ・ウィックス)
Camilla Wicks (カミラ・ウィックス)。アメリカの女性ヴァイオリニスト。1928年8月9日生まれ。
女流ヴァイオリニストとして最初の世界的なキャリアを築いたことで知られる。カリフォルニア州ロングビーチ生まれ。父親はノルウェー生まれの著名なヴァイオリンにスト・ヴァイオリン教師。7歳のときモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第4番を演奏してソロデビュー。ジュリアード音楽院でルイス・パーシンガーに師事。パーシンガーの庇護のもと、13歳の時ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団と共演。シベリウスは自身の作曲したヴァイオリン協奏曲の解釈について、1952年に録音されたウィックスの演奏を大変高く評価していた。スカンディナビア半島ゆかりの作曲家の作品の演奏を得意としていた。ノルウェーの作曲家でヴァイオリニストのビャーネ・ブルースタは数多くのソロ作品を彼女に献呈した。他にもファーティン・ヴァレンやヒルディング・ローゼンベルグのヴァイオリン協奏曲、ノルウェーの作曲家のハラルド・セーヴェルーやクラウス・エッゲのヴァイオリン協奏曲の世界初演を行った。1951年に結婚し5人の子供を育てるため、一時的に演奏活動を休止した。演奏活動再開後は教育活動に熱心に取り組み、ルイジアナ州立大学、ミシガン大学、ライス大学でヴァイオリンを教えた。1970年代にオスロ国立芸術大学の弦楽部門のトップを務めた。1999年にはノルウェーでの業績をたたえられ、聖オーラヴ勲章(Royal Norwegian Order of Merit)を授与された。
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