Igor Ruhadze (イゴール・ルハジェ)
ヴァイオリニスト
Igor Ruhadze (イゴール・ルハジェ)。ロシアの男性ヴァイオリニスト。
12歳でソロ・ヴァイオリン奏者としてのキャリアをスタートさせ、オデッサ交響楽団とヴュータンのヴァイオリン協奏曲第5番を演奏。その後、中央音楽学校を卒業し、モスクワ国立音楽院をソロ・ヴァイオリン奏者として優秀な成績で卒業した。2002年、アムステルダム音楽院を古楽の専門家として優秀な成績で卒業した。1999年以来、オランダに住んでおり、2016年にオランダ国籍を取得している。アムステルダムのLocatelli国際ヴァイオリン・コンクール、Taneyev国際室内楽コンクール、ブルージュのMusica Antiquaコンクールなどの国際ヴァイオリン・コンクールで受賞している。ソリストとしては、歴史的な演奏実践に基づく楽器奏法と、幅広い現代レパートリーを見事に融合させている。1996年からは、モスクワ音楽院とモスクワ中央音楽学校でソロ・ヴァイオリンを教えている。2006年には、アムステルダム音楽院で客員講師を務めた。ルネサンスから現代音楽まで、あらゆるヴァイオリンのレパートリーを演奏し、ヨーロッパの多くの国々で定期的に演奏し、様々なオーケストラやアンサンブルのソリストとして世界中をツアーしている。フランダース音楽祭での無伴奏ヴァイオリンのためのタルティーニ・プログラムや、ニューヨークでの「ロシアン・タルティーニ-ハンドクキン」など、ソロリサイタルを行う音楽祭にも頻繁に出演している。また、定期的にオーケストラのソリストやコンサートマスターを務め、バッハからフォーレ、チャイコフスキーまで、さまざまなプログラムを演奏している。バッハの「マタイ受難曲」のオランダ語版（CD、DVD）を録音し、ラモン・ギーリング監督のオランダ映画「Erbarme Dich」（ヨーロッパ映画館ツアー、オランダテレビ放映）に参加した。室内楽にも積極的に取り組み、「Violini Capricciosi」というグループを率いている。室内楽とソロのレパートリーで、さまざまなレーベルからCDやDVDをリリースしている。ロカテッリ全集21、ビーバーのヴァイオリン・ソナタ全集などで高い評価を受けている。2020年1月にジャン＝マリー・ルクレールのヴァイオリン協奏曲全集をリリースした。
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