Isolde Menges (イゾルデ・メンゲス)
Isolde Menges (イゾルデ・メンゲス)。イギリスの女性ヴァイオリニスト。1893年5月16日生まれ。1976年1月13日没。
イギリスのサセックス州で生まれた。両親はヴァイオリンを弾き、音楽学校を経営していた。弟は作曲家・指揮者のハーバート・メンゲス(ジークフリード・フレデリック)。レオポルド・アウアーとカール・フレッシュに師事。14歳のときダルムシュタットで演奏したのを皮切りに、リエージュ、ヴィースバーデン、アムステルダム、ハーグ、ロッテルダムをはじめ、イギリス、スコットランド、カナダ、アメリカなどで、ソリストとして、またメンゲス・カルテット(1931年にマンゲスが結成)やクインテットと一緒に幅広く演奏活動を行った。メンゲス・カルテットは、1938年にロンドンのウィグモア・ホールでベートーヴェンの四重奏曲の全曲演奏を行い、オックスフォードでも演奏した。ヘンリー・J・ウッド指揮のニュー・クイーンズホール管弦楽団、ブルーノ・ワルター指揮のロンドン交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティなどの著名なオーケストラや指揮者と協奏曲を演奏した。1916年にはブラームスのヴァイオリン協奏曲とラロのスペイン交響曲をブロッホと共演している。第一次世界大戦中、メンゲスはドイツ人であるがゆえにイギリスでは忠誠心を疑われたため、1916年から1919年にかけて北米をツアーを行った。1920年に作曲家のハロルド・トッド・ボイドと結婚し、1児をもうけた。1931年から教鞭をとっていた英国王立音楽院には、メンゲスを記念して主要な賞が設けられている。
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