Ju-young Baek (ペク･ジュヤン)
ヴァイオリニスト
Ju-young Baek (ペク･ジュヤン)。韓国の女性ヴァイオリニスト。
韓国生まれ。ソウル芸術高等学校卒業後、アメリカに留学し、カーティス音楽院で、アーロン・ローザンドに師事した後、パリ音楽院でジャン＝ジャック・カントロフに師事し、首席にて卒業。さらに、ジュリアード音楽院大学院にて、ロバート・マンに師事。カーネギーホール、リンカーンセンター(ニューヨーク)、キンメルセンター(フィラデルフィア)、ケネディセンター(ワシントン)、サントリーホール(東京)などの主要なコンサートホールでリサイタルを開き、NHK交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ブダペスト祝祭管弦楽団、フィンランド放送管弦楽団、シンガポール交響楽団、ソウル・フィルハーモニー管弦楽団などのオーケストラと共演。室内楽奏者としても、マールボロ、ラヴィニア、アスペン、グレートマウンテン、ブリッジハンプトンなどの音楽祭や、ポーランドのルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン・イースター・フェスティバル、東京のYCAシャネル・フェスティバルなどに出演。 1995年シベリウス国際コンクール、1996年パガニーニ国際コンクール(ジェノバ)で入賞した他、権威ある国際コンクール(インディアナポリス、ロン＝ティボー、エリザベート王妃)でも数々の賞を受賞している。ニューヨークのヤング・コンサート・アーティスト・オーディションやフィラデルフィアのアストラル・アーティスツで1位を獲得。2008年7月のファビオ・ルイージ指揮/NHK交響楽団との東京、大阪、九州公演を行った。ペンデレツキのヴァイオリン・ソナタ第2番を作曲者本人の前で演奏した後、2013-2014年のシーズンには、ペンデレツキ氏の指揮でペンデレツキのヴァイオリン協奏曲第2番を演奏。2010年に新日本フィルハーモニー交響楽団との共演でブラームスとブルッフのヴァイオリン協奏曲を収録したデビューアルバムが日本でリリースされ、高い評価を得た。2012年にバルトーク、バッハ、シュニトケ、イサン・ユンの作品を収録した「無伴奏ヴァイオリン作品集」を、オクタヴィア・レコードよりリリースした。2014年春には、ロンドンのロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団と録音したペンデレツキとシマノフスキのヴァイオリン協奏曲のCDがRPOレーベルからリリースされた。ソウル大学音楽学部に20歳代の若さで、教授として就任。
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