Michelle Makarski (ミッチェル・マカルスキー)
Michelle Makarski (ミッチェル・マカルスキー)。アメリカの女性ヴァイオリニスト。
ミシガン州生まれ。複数の楽器を担当するバンドリーダーであり、弦楽器の教師でもある父親からヴァイオリンを習い始め、その後デトロイトでアラ・ゼルーニアンとミッシャ・ミシャコフに師事した。高校ではInterlochen Arts AcademyでBrian Hanlyに師事し、ミシガン大学ではPaul Makanowitzkyに師事し、優秀な成績で卒業した。ナタン・ミルシテインとのマスタークラスや国際コンクールでの入賞をきっかけに、ヨーロッパでの活動が活発になり、現在は欧米の仲間とのコンサートや、無伴奏ヴァイオリンの幅広いレパートリーを披露している。1993年にECMレコードで『Bridge of Light』でキース・ジャレットのヴァイオリンとピアノのためのソナタを作曲者とともに演奏した。その後、同レーベルでアルバムを録音し、高い評価を得ている。トマシュ・スタンコの受賞作『From The Green Hill』に即興演奏で参加しているほか、ソロアルバムではタルティーニからエリオット・カーターまで西洋音楽を探求している。アルバム「To be Sung on the Water」では、タルティーニの音楽とアメリカの作曲家ドナルド・クロケットの音楽を組み合わせ、「Caoine」ではビーバー、ハートケ、レーガー、ロッホベルク、バッハの作品を披露している。現代音楽にも取り組み、マカルスキは、作曲家との長い付き合いの中で、スティーブン・ハートケの「Tituli」など、彼女に捧げられた作品を数多く演奏・録音している。また、2010年にはキース・ジャレットとの再会をきっかけに、バッハの「ヴァイオリンとピアノのための6つのソナタ」を録音している。
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Michelle Makarski plays Reger Chaconne in A min Op91 (1/2)
Michelle Makarski - Reger, Rochberg, Harke, Biber, Bach - solo Violin Music