Raphaelle Moreau (ラファエル・モロー)
ヴァイオリニスト
Raphaelle Moreau (ラファエル・モロー)。フランスの女性ヴァイオリニスト。1996年生まれ。
音楽一家に育ち、兄弟には、チェリストのエドガー、2022年ヴィクトワール・ド・ラ・ミュージック・クラシックにノミネートされたピアニストのジェレミー、ヴァイオリニストのダヴィッドがいる。4歳からスズキ・メソッドでヴァイオリンを始める。パリ国立高等音楽院でイゴール・ヴォロシーヌに師事。14歳でパリ国立高等音楽・舞踊学校に入学し、ローラン・ドーガレイユのクラスで学ぶ。また、イタリアのフィエーゾレ音楽院でパヴェル・ヴェルニコフに師事した後、ローザンヌ高等音楽院1でも学んだ。第17回ポスタッキーニ・コンクールで最優秀賞を受賞し、13歳でイタリアで数多くのリサイタルを開いた。オーケストラとの共演も多い。2016年にはケルン・フィルハーモニー管弦楽団、ドルトムントのコンツェルトハウスでトリオを、グシュタードのソメット・ムジコーでリサイタルを行った。カミーユ・ペパンのヴァイオリンとピアノのための作品「インドラ」をピアニストのセリア・オネト・ベンセイドと初演した。2017年、オリヴィエ・シャルリエ、リーズ・ベルソー、オフェリー・ガイヤール、クレール・デゼールとショスタコーヴィチ五重奏曲をCIC「コフレ・コレクション」に録音。グスタフ・マーラー・ユーゲントシュターのコンサートマスターに就任。2018年、パリ第2音楽院で演奏家ディプロマを取得する傍ら、スイスのルノー・カプソンのクラスでソリスト修士号を最優秀で取得。2021年にはコンセール・ド・パリ3にてルノー・カプソンと共に2つのヴァイオリンのための協奏曲を演奏した。
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