Ruth Posselt (ルース・ポッセルト)
ヴァイオリニスト
Ruth Posselt (ルース・ポッセルト)。アメリカの女性ヴァイオリニスト。1914年9月6日生まれ。2007年2月19日没。
ウジェーヌ・イザイの教え子であったエマニュエル・オンドゥジチェクにヴァイオリンを学び、1923年にカーネギーホールでデビューを果たした。1929年にシューベルト記念賞を受賞し、1930年代前半にフランス、オランダ、スカンジナビア、ソビエト連邦をツアーし、1935年に最初のアメリカツアーを行った。全米オーケストラ協会、全米交響楽団、コロンビア交響楽団と共演し、ボストン交響楽団とも頻繁に共演している。1937年にはルーズベルト大統領夫妻に招かれ、ホワイトハウスで演奏した。ポッセルトはリサイタリストとして頻繁にツアーを行い、1958年にはピアニストのルイーズ・ヴォスゲルチアンとデュオを結成している。1940年に彼女のために作曲されたウォルター・ピストンのヴァイオリン協奏曲第1番の世界初演を行った。また、1939年にエドワード・バーリンゲーム・ヒル（ヴァイオリン協奏曲 作品38）、1949年にサミュエル・バーバー（ヴァイオリン協奏曲 改訂版）をボストン交響楽団で初演し、1941年にはポール・ヒンデミットの ヴァイオリン協奏曲をニューヨークで初演している。1944年、アーロン・コープランドのヴァイオリン・ソナタを作曲家のピアノで初演した。1940年7月3日、ヴァイオリニスト、コンサートマスター、指揮者のリチャード・バージンと結婚。息子のリチャード・W・バーギン、娘のダイアナ・ルイス・バージンは作家として活躍した。
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