Yayoi Toda (戸田弥生)
Yayoi Toda (戸田弥生)。日本の女性ヴァイオリニスト。1968年3月23日生まれ。
福井県福井市生まれ。4歳からヴァイオリンを始める。1985年第54回日本音楽コンクール第1位。桐朋学園大学音楽学部を首席で卒業。これまでに、江藤俊哉、ヘルマン・クレバース、シャルル・アンドレ・リナール、ドロシー・ディレイらに師事。1993年エリーザベト王妃国際音楽コンクールで優勝。日本のオーケストラはもとより、ニューヨーク・チェンバー、モスクワ・フィルハーモニー、プラハ・チェンバー、ハーグ・レジデンティ管弦楽団、スウェーデン放送交響楽団、ボン・ベートーヴェン・ハレ管弦楽団、北オランダ・フィルハーモニー、セント・マーティン・アカデミー管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー、ベルガモ室内オーケストラ、ドイツ・カンマー・フィルハーモニーなどに出演、小澤征爾、ユーリー・シモノフ、シュロモ・ミンツ、ジャン・ジャック・カントロフ、アレキサンダー・シュナイダー、スタニスラフ・ブーニン、ジャン・フルネ、ガリー・ベルティーニ、マルタ・アルゲリッチ、フランク・ブラレイ、アブデル・ラーマン・エル=バシャ、ジェラール・コセらとも共演している。1995年にオランダの作曲家トリスタン・カーリス(1946~1996)から「ヴァイオリン協奏曲第2番」を献呈され、アムステルダム・コンセルトヘボウで初演。1999年にカーネギー・リサイタル・ホールで室内楽を中心としたリサイタル「Yayoi and friends」を開催。これまでに「J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲」「20世紀 無伴奏ヴァイオリン作品集」の録音をリリース。ピアニストのアブデル・ラーマン・エル=バシャとのフランクのヴァイオリン・ソナタ、シューマンのヴァイオリン・ソナタの録音で高い評価を受ける。2005年にはエリーザベト王妃国際音楽コンクールのヴァイオリン部門審査員を務めた。フェリス女学院大学音楽学部演奏学科教授、桐朋学園大学音楽学部非常勤講師を務めている。
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J. S. Bach - Sonatas & Partitas for Solo Violin - BWV 1001–1006 - Yayoi Toda
戸田弥生、アファナシエフとのデュオについて語る。