ホーム > ヴァイオリニスト > Guillaume Sutre (ギヨーム・シュートル)

Guillaume Sutre (ギヨーム・シュートル)

ヴァイオリニスト

Guillaume Sutre (ギヨーム・シュートル)。フランスの男性ヴァイオリニスト。1969年生まれ。

14歳でパリ国立高等音楽院に入学し、ジェラール・プーレ、ジャン・クロード・ペネティエに師事。その後、ケルンでアマデウス・カルテットに師事。18歳で、ナポリのアルベルト・クルチ国際ヴァイオリン・コンクールとミュンヘンの国際ピアノ・トリオARDコンクールで1位受賞。ヨーロッパ室内楽コンクールFNAPECで第1位(1989年)、アメリカのフィショフ室内楽コンクール(1990年)で第1位、シャルル・ウルモン財団賞受賞(1989年)、リリー・ラスキン・コンクール(1991年)で第1位、ジョルジュ・エネスク・ドゥ・ラ・サセム賞受賞(1994年)。1999年には、フランス政府から芸術文化勲章シュヴァリエの称号を授与された。1986年にトリオ・ワンダラーを結成し、その1996年よりイザイ・カルテットの第一ヴァイオリン奏者を約20年にわたって務めた。レパートリーは幅広く、ベートーヴェン、ブラームス、シューマンのすべての弦楽器の室内楽曲、68曲のハイドンの四重奏曲すべてを網羅している。これまでに、ネルソン・フレイレ、リン・ハレル、ゲイリー・ホフマン、レオニダス・カヴァコス、ヨーヨー・マ、ジャン・クロード・ペネティエ、ミシェル・ポルタル、パスカル・ロジェ、ユーディ・メニューインなどの演奏家と共演している。妻のキョンヒ・キム・スートレとはヴァイオリンとハープのデュオを結成して活動している。ヴァイオリニストのミゲル・ダ・シルヴァとのハイドンとモーツァルトの二重奏曲全曲のライブ録音は高い評価を受けている。またA.ブークレヒリエフの四重奏曲の録音では、シャルル・クロス・アカデミーのグランプリ・デュ・ディスクを受賞している。アルバム「J.Woelfl: The Paris Years (Sonarti)」と「Penses Intimes (Hortus / WWI)」ではDiapasonの5賞を受賞している。パリ市立音楽院の弦楽四重奏クラスの教授を10年間務めた後、2008年からはロサンゼルスにあるUCLAハーブ・アルパート音楽院のヴァイオリン教授および弦楽室内楽のディレクターを務めている。2019年現在、天津ジュリアード音楽院の創立時の教授陣の一員として活躍。パリのロング・ティボー国際ヴァイオリン・コンクール、イタリアのA.ポスタッキーニ国際ヴァイオリン・コンクール、ボルドーの国際弦楽四重奏コンクールなど、権威あるコンクールの審査員を定期的に務めている。2016年(デュオ・スートレ・キムの25周年とフランスにおける韓国の文化年)、フランスのサンテミリオンで開催されたフェスティバル・デ・グラン・ヒューズで韓国の作曲家ポール・ヨン・リーの委嘱作品「アリランの影」を初演。同年10月にはシャルル・ボッザとロドルフ・クロイツァーのハープとヴァイオリンのための6つの夜想曲を収録したデュオ・スートレ・キムのCDをリリースしている。

Guillaume Sutre (ギヨーム・シュートル)

"ギヨーム・シュートル"のおすすめCD、MP3をAmazonで購入

"ギヨーム・シュートル"のおすすめYoutubeビデオ

コメント

おすすめアーティスト

ヴァイオリニスト