Miriam Solovieff (ミリアム・ソロヴィエフ)
Miriam Solovieff (ミリアム・ソロヴィエフ)。アメリカの女性ヴァイオリニスト。1921年11月4日生まれ。2004年10月3日没。
ロシアから移住してきたユダヤ系の家系に、サンフランシスコで生まれた。3歳の頃からピアノのレッスンを受けていた。1928年からはサンフランシスコ音楽院でロバート・ポラックにヴァイオリンのレッスンを受けた。日本に行った後は、キャサリン・パーロウのアシスタント、キャロル・ウェストンに師事し、その後キャサリン・パーロウに師事した。パシフィック・ミュージカル・ソサエティやコミュニティ・プレイハウスに出演した後、1932年にバジル・キャメロン指揮サンフランシスコ交響楽団のヤング・ピープルズ・シンフォニー・コンサートでデビューし、アルトゥール・ロジンスキーの招待でロサンゼルス・フィルハーモニック・オーケストラの定期演奏会に出演した。1933年から1937年までユーディ・メニューインとルッジェーロ・リッチの師であるルイ・パーシンガーに師事した。1934年ハリウッド・ボウルでロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団と共演、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲をオシップ・ガブリロヴィッチの指揮で演奏、1937年にはニューヨークのタウンホールでデビューを果たした。1938年、カール・フレッシュに師事するためヨーロッパに渡り、ベルギー、オランダ、イギリスでコンサートを行った。第二次世界大戦中は、アメリカ軍の部隊支援のためのヴァイオリニストとして活動し、解放されたブーヘンヴァルトとアウシュヴィッツの強制収容所でもコンサートを行った。1946年にはジョナサン・スタンバーグの指揮でウィーン交響楽団とコンサートを行った。1950年代、ヴァイオリンの教師としてパリに住み、演奏活動は縮小した。商業録音は少ないが、リムスキー=コルサコフ「シェエラザード」(マリオ・ロッシ指揮)のヴァイオリン独奏の録音がある。また、1960年代半ばにはユリウス・カッチェンとブラームスのヴァイオリン・ソナタを全曲録音を行った。
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